タンカの工房を訪ねました。
タンカ(チベット仏教画)、取り扱っています。
タンカ(Thanka)は、チベット文化圏(ネパール、ブータン、モンゴル、中国チベット自治区、北インド方面)で作られる独特の仏教画です。紙ではなく、絹や木綿などの布やヤクの皮などのキャンバスに顔料系の絵の具を用いて描かれます。絵師によって細部まで手作業で描かれており、すべて唯一無二の作品となっています。
『儀軌(ぎき)』という仏教の取り決め事に沿った色や構図で描かれるタンカは種類も豊富で、いわゆる曼荼羅(マンダラ)もその一種です。また、多くの絵師の手が一枚の作品に入る場合もあり、製作には長い時間を要します。タンカは信仰の対象として礼拝されることが考慮され、一般の芸術とは異なり、作家の名前は決して署名されることがありません。大きさや材質などによって価格もさまざまですが、私たちが取り扱っている作品はすべてどれも一つ一つ祈りを込めて描かれた大変希少価値のあるものです。
カトマンズ市内などでお土産用で売られている、いわゆる商業用のアートとしてのタンカがあるのも事実ですが、Kalashalaで取り扱っているタンカはすべて、仏教徒であり絵師であるDwLama氏によって描かれたものです。祈りを込めて描かれた素晴らしい伝統工芸のタンカはとても希少価値が高く、仏教の奥深さの中に芸術性が感じられます。その美しい世界観のある作品をお楽しみください。
↓絵師:DwLama(ドゥラマ)と彼のアトリエ兼ギャラリー。ポカラにあります。
↓Karachakura Mandala 時輪曼荼羅いろいろ。
私たち日本人の感覚とは少し違う仏画もあります。
↓こんなイメージも。。
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