トレッキングコース
ネパールには初心者から楽しめるハイキングコースから上級者も満足できるコースまでたくさんのルートがあり、世界中からトレッカーが集まります。5000mから8000m級の山が連なるヒマラヤには何か魔法のようなものがあって、きっとみなさんにとって特別な場所になることでしょう。スケジュールやコンディションに合わせたお客様主体のトレッキングを現地ガイドがサポートしてくれます。自然、感動、出会いが待っていますよ!
アンナプルナ保護区トレッキング
ネパール中央部のポカラを拠点としてアンナプルナ山群を歩きます。1、2日間のミニハイキングから1か月間の本格的なコースまで日程を自由に組めるのでとても人気があります。
アンナプルナ地域の地図です。アンナプルナ一周トレッキングはカトマンズから、その他のトレッキングはポカラから出発します。(↑クリックすると拡大できます。)
トレッキング拠点のフェディやナヤプル、ベニまではタクシーまたはジープ、バスで移動します。
この地区で人気の山はマチャプチャレ(6993m)です。この山はシヴァ神に関連する特に神聖な山として地元住民に崇敬されていて、登山は禁止されています。その美しい姿はとても魅力的ですが場所によって見え方も異なります。フィッシュテイル(fish tail; 魚のしっぽ)とも呼ばれています。
(左)ダンプスから見たマチャプチャレを拡大。
(中) チョムロンからMBCへ行く途中のマチャプチャレ。まさに魚のしっぽみたいに見えますね。
(右)ダウラリからマチャプチャレ・ベースキャンプ(MBC)の途中から見えるマチャプチャレ。
この日は表面に虎の顔のような模様が見えました。kalashalaのロゴのモチーフにもなっています。
アンナプルナベースキャンプ(4130m)では5000mを超える山々に四方を囲まれ、息をのむような美しい光景を目にすることができます。先のとがった山がマチャプチャレです。春はこんなに雪が残っていますが秋はもう少し緑もあります。
短期のトレッキングでのハイライトはゴレパニからの早朝ハイキング。まだ暗いうちから1時間ほど歩きます。プーンヒル(3198m)から見る朝日とアンナプルナ山群はとても幻想的です。空に山が浮かんでいるように見えます。
(左)朝日に輝くダウラギリ(8172m)。
(右)プーンヒルからの景色。左奥がアンナプルナI(8091m)、手前に大きく見えるのはアンナプルナサウス(7219m)、右にマチャプチャレ。
春にはネパールの国花Rhododendron(シャクナゲ)が咲きます。ゴレパニやランドルン近くの山で3月~4月に見られます。
(左)ゴレパニからタダパニ(ABC方面)へ向かう途中。
(右)ゴレパニからタトパニ(温泉、ジョムソン方面)へはほとんどが下りなので歩きやすいです。
山や谷、林や段々畑、様々な村を越えて縦走します。景色の変化に富み、飽きることがありません。
一日に歩く時間は4時間~7時間程度です。
時にはこんな階段を上ることもあります。ティルケドゥンガからゴレパニ(プーンヒル)へは登りの階段が4000段くらいあります…(泣)。
タトパニや、ジヌーダンダには川沿いに露天風呂の温泉があります。山の中はシャワーが浴びられない日もありますから、温泉で疲れた体を癒してください。(注)水着を着用しましょう。写真はジヌーダンダ。
トレッキングのベストシーズンは秋(10月~11月)か、春(3月~5月)です。1~2月は標高3000mを越えると
6~9月は雨期にあたるので毎日のように雨が降ります。でも緑がきれいで、雨期には雨期の良さがあります。
午前中はきれいに晴れることが多いので山が見えますが、日中は曇りや激しい雨に見舞われることもあります。
雨期のおすすめはジョムソン・ムクティナートトレッキングです。この地方は雨季でも雨が少なく、荒涼とした道を歩きます。チベットらしい雰囲気が味わえます。
タトパニからジョムソンまでの道のりを8月に撮影しました。タトパニでは雨も降りましたがコケタンティ~ラルジュンまで爽やかなトレッキングでした。見えるのは空の青、雲の白、山の緑…。
高度が上がるにつれて、荒涼としたチベット的な風景が広がってきます。
(左)ジョムソン手前の町マルファ。リンゴの産地で、アップルパイやジャムがおいしいです。
(右)ジョムソンからカグベニへの道。風が強いのでサングラスやバンダナは必携です。
ジョムソンからムクティナートへの道のり。カリガンダキ川沿いに田んぼが整備されています。
エベレスト街道トレッキング
(ただ今準備中です)